「罪を犯した人を社会から葬り去っていいのか」
これについて森保監督は、「苦しんでおられる方をより苦しめるようなことは、もちろんあってはいけない」と言いながらも、「何か罪を犯した、過ちを犯したことがある人も社会から葬り去っていいのかというところも同時に考えていいのではないか」と、前回の会見で述べた考えを繰り返した。そして「苦しんでおられる方々にできる限りのことはやっていこうと考えている」と言うのにとどめた。
前回の会見で森保監督は、佐野選手に対して「再チャレンジする道を家族として与えることの方がいいのではないか」とも言っていた。チームに迎え入れてやり直しの機会を与える場が必要だということなのだろう。
加害者のケアの前に、被害者のケアは十分か
ただ、そこで気になるのは被害女性のことだ。森保監督やJFA、日本代表チームにとって、彼女はどのような存在なのだろう。単なる部外者なのだろうか。でもそうした代表チームの「家族」の輪の中に入らない存在であれば、「葬り去られてはいけない」選手の、二の次にしていいわけではない。被害者のケアこそ優先されるべきものだからだ。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能

