2025年5月に、プレジデントオンラインで反響の大きかった人気記事ベスト5をお送りします。健康・医療部門の第1位は――。
▼第1位 中高年ほど「何を食べないか」で健康寿命に差がつく…不調を訴える高齢者が共通して口にしているもの
▼第2位 「枕元にスマホ」は絶対NG、高級寝具は必要ない…最新研究が明らかにした「寝ても疲れが取れない」本当の理由
▼第3位 断捨離が行き過ぎると「孤独」な未来が待ち受ける…精神科医が「ここ数年急増している」と語る"患者の種類"
▼第4位 何があっても心が折れない人はこれが圧倒的に強い…「面倒な人とは縁を切る」が正しくない心理学的理由
▼第5位 まずは「コップ一杯の水」を飲むだけでいい…大学病院医師「全臓器をボロボロにする悪玉血液から体を守る方法」
中高年が健康的に暮らすにはどうすればいいか。管理栄養士の大柳珠美さんは「ここ20年で栄養学の常識は大きく変わった。新しい栄養常識を知らずに旧来の知識のまま、よかれと思って食べ続けていると、知らないうちに健康が損なわれていく」という――。
※本稿は、大柳珠美『糖質を“毒”にしない食べ方』(青春出版社)の一部を再編集したものです。
これからは「何を食べるか・何を食べないか」で人生に差がつく
私たちの心も体も「食べたもの」からつくられます。「お腹いっぱいになればいい」「好物ばかり食べていたい」と、「食」に無頓着では残念ながら健康な体はつくれません。
60歳から先の人生はたっぷりあります。
共働きの子ども夫婦のため孫の育児をサポートする方もいるでしょう。家事をこなす、外で働く。どんなときも体力は必要です。語学や地域の歴史など新しい学びの機会もあるかもしれません。
若い頃から続けてきた趣味に没頭する時間もやっとできました。そうなれば集中力や記憶力もキープしておきたいところです。
何を食べるか、何を食べないか。これからの人生の豊かさを左右するのは「栄養の知識」です。

