●Voluntary(旭化成ホームズ共働き家族研究所所長 入澤敦子)
幸せな暮らしは自発的な行動から。例えば、子育て共働き夫婦において強制や男女の固定化した役割分担から幸せな気分は生まれません。自発的に生活に関わることが相手を自由に楽しくする。そしてその感謝を言葉にして伝えることが重要です。人に喜びを与えられた実感が行動の継続と広がりを生むのです。
●憲法論議(カリスマ就活案内人 海老原嗣生)
僕は右翼ではないし、石原慎太郎氏も好きではないけれど、インターネットはおろか電話さえ普及していなかった時代の憲法が生きていることに疑問を感じます。衆議院と参議院のねじれ問題や首相の公選制、何より第96条の憲法改正の条項など、国の基本骨格について考える年になる気がします。
●第2次「ベトナム」ブーム(弁護士 石丸幸人)
中国からベトナムへシフトする流れができてきている。第2次「ベトナム」ブームといっていい。中国リスクを敬遠する動きもあり、比較的企業が進出しやすい環境が整っているベトナムが、さらに注目されてくるだろう。
●スマホ(ライフネット生命保険副社長 岩瀬大輔)
2012年は一気に個人のパソコン離れとスマホへの移行が進んだように感じる。そして、2013年はどうなるか。私は携帯でもパソコンでもない独自デバイスとしてのスマートフォンが、本格的に生活や仕事を変えていく1年となると考えている。
●RE(コミュニティデザイナー 山崎 亮)
震災から2年近くたったけれど、まだ復興にはほど遠い。政治も変わった。人はつながりを求め始めている。2013年は、日本全体を復活させ、リノベーション(renovation)させる年だ。