大事なのはストーリー

いきなり有名俳優やスポーツ選手とスポンサー契約を結ぶのはハードルが高く、数千万円から1億円もの契約料は、当時はまだ予算がなく無理でした。それでもなんとか浅田真央選手(当時)にエアウィーヴのブランドアンバサダーになっていただくことに成功。結果的にエアウィーヴは、5年で会社の売上を115倍にするほどの大ヒット商品に成長しました。

私はこの経験を通じて、PRの本質は、単なる製品説明ではないということを、身をもって理解しました。『仕事をしながら1日30分で売上が最大化する「超効率PR」』第3章で詳しくお伝えしていきますが、お客様が知りたいのは商品のスペックよりも、「どのように使われ、どんな人に役立っているのか」という物語(ストーリー)なのです。

私が会社員だった頃はまだSNSが一般的ではなく、PRといえばマスコミへの対応だったり、広告といえばテレビCMや新聞広告という感覚が主流でした。入社して数年経たった頃に当時Twitterの投稿を始めたのですが、企業としてSNSの活用はほとんどない時代で、周囲の「SNSなんて意味あるの?」という反応は当然のことでした。