「ブルーバード」を生んだ追浜工場の稼働率は5割に
同社のサービス内容の低下などは、消費者離れを生んだとみられる。販売台数を伸ばすため、日産は米国市場などで値下げを実施し販売奨励金を積み増した。それにもかかわらず、目立った販売台数の増加は見られなかった。
航続距離と燃費性能の良いHV、PHVのラインナップ整備も遅れた。日産の販売戦略は、目立った成果を出せなかった。世界的に、日産車の在庫は積み上がり、工場の稼働率は低下した。それは、自動車メーカーにとって致命的というべき現象の一つだ。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
