普段接していないものから知見が得られる

作家で編集者の長倉顕太が2024年に書いた『移動する人はうまくいく』(すばる舎)は、移動強者=成功者を全面に押し出したことでヒットした。ある業界の成功者でありトップランナーであると自称する著者は、「移動力」という考え方を提唱する。それは、環境を切り替える力であり、環境を変えることで、行動が変わり、人生が変わり、成功する力だという。

他にも、「人生は移動距離で決まる」「学力も社会での稼ぎも、その人間の移動距離で決まる」「ヤンキーがイマイチ伸びないのは移動距離が少ないからで、投資して移動させることでヤンキーも高校生も伸びる」なんて、言い切る経営者や実業家もいる。

飛行機でファーストクラスの飛行中にラップトップを使用しているビジネスマン
写真=iStock.com/SeventyFour
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移動することで成功する、移動することで成長する、移動することで人生が変わる――成功者と言われる人の中には、類似の主張をする人は多くいる。