「総合」指数の最近の動きを見ると(図表1)、今年1月に前年比+4.0%まで上昇したあと、3月にかけて生鮮食品の価格が落ち着いたため+3.6%へ鈍化したが、それでも日銀の物価目標である2%を大きく上回っている。

生鮮食品を除いた「コア」も、1月の+3.2%から2月は+3.0%へ鈍化したが、3月は再び+3.2%へ伸びを高め、さらにエネルギーも除いた「コアコア」も、1月こそ+2.5%にとどまっていたが、3月には+2.9%へ伸びを高めるなど、いずれも2%を超えている。

【図表1】消費者物価指数の推移

ただ、コアやコアコアの最近の上昇は、コメを含めた食料品が幅広く値上がりした影響が大きく、その背景には、これまでの輸入食料やエネルギー価格の上昇が様々な製品やサービスの価格に転嫁されたこともある。