コネのない60代への求人は限られている

定年を機に「転職」をする。専門領域において、一定以上の実力がある人にすすめたい働き方です。

会議室で握手するビジネスマン
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よくあるのが、一足先に会社を辞めて同業他社に移った先輩などに声をかけられるケースです。もちろん後輩なら誰でもいいかというと、そうではありません。声をかけられるのはわりと目先が利いて応用力もある、いわゆる仕事ができる人。そういう人が定年を迎えると、先に転職した先輩から「ちょっと声をかけてみようか」と、お声がかかるわけです。

また先輩だけでなく、現役時代に通ったセミナーで知り合った講師や、名刺交換をして連絡を取るようになった勉強会仲間など、現役中に開拓した知り合いから声がかかることも少なくありません。こうして採用されることを「リファレンス採用」(推薦者がいる採用方法)とも呼び、成功するケースが多いです。現役時代にセミナーや勉強会に積極的に顔を出し、知り合いを増やして、定年前や定年時に声をかけてもらう可能性を広げるのがいいでしょう。