また、2023年にギットハブが実施した調査では、米国を拠点とするソフトウェア開発者の92%が「仕事内外でAIコーディングツールを使っている」と回答している。これらのデータから、AIによるコーディング支援が業界全体に急速に広がり、すでに当たり前の開発手法として根付きつつある状況がうかがえる。

消えるプログラマー、残るソフトウェア開発者

もっとも、IT業界全体が同じ影響を受けているわけではない。ワシントンポスト紙の調査結果によれば、プログラマーの数が大きく落ち込む中、「ソフトウェア開発者」の職は0.3%のわずかな減少にとどまっている。

米国政府の職業分類において、プログラマーは「ソフトウェアやウェブ開発者、あるいは他者が作った仕様書に基づいて作業を行う」と定義される。一方でソフトウェア開発者は、顧客の要望を聞き取り、解決策を立案し、プログラマーやハードウェアエンジニアと共に実装を進めるという、より幅広い役割を担っている。