中央銀行が1800トンもの金を購入した理由

中央銀行による金購入の推計の一つとして、2022年から2023年9月までの間、金利上昇によって主要投資家は300トン程度の金を売却したようだ。その間、中国、インド、ロシア、トルコ、ポーランドなどの中央銀行は1800トン程度の金を購入した模様だ。

足許、金の保有を重視している中央銀行の一つが中国人民銀行だ。1月末、中国の外貨準備における金の保有量は約2284トンだった。2024年12月末から0.2%増、3カ月連続で増加した。

中国は2022年11月から2024年4月まで、18カ月連続で金の保有量を増やした。5~10月は高値警戒からか、購入を止めた。2024年11月から、中国人民銀行は金の購入を再開した。中国はドルを売却し、価値が安定している金の保有を増やすことで、外貨準備の価値の安定を重視しているとみられる。