「邦高洋低」そして「アニ高実低」の映画産業
興行収入トップ10のヒット作を見ても、日本映画が8作品、外国映画は2作品。しかも、10作品中6作がアニメであり、外国映画の2本もここに含まれる。興行収入10億円以上の41本のうち24本(58.5%)は実写だが、興行収入では42.8%にとどまる。つまり、アニメのほうが大ヒットすることを意味している。
このように日本の映画産業では、「邦高洋低」に加え「アニ高実低」という新たな構図が固まりつつある。語弊を恐れずに言えば、日本のアニメばかりが大ヒットする状況だ。
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