「揉める経験」「価値観の衝突」こそが大事

【高際】同感です。中学、高校の時期は、意見の違いから友達と揉もめたり、先生や親が期待する考えと違うことを言ったりできる、貴重な期間ですよね。社会へ出ると、他人とぶつかる意見は言いづらくなってくる。だからこそ、そういう経験をもっと大事にしてほしいと思います。

【工藤】ほんとに、そうですね。

【高際】揉めるときって、クラスで力を合わせて何かに取り組むときが多いんです。いろいろな意見を出し合っているときに、「部活に行きたいから、こんな話し合いはやめたほうがいい」と発言する生徒がいるかと思えば、「いや、大事なことだからちゃんと話し合わないと」と言う生徒が出てきて、本来の議題と別の問題で揉め始める(笑)。