「スッキリ感」がその後のやる気を削ぐ

「キリのいいところまでやった」という状態は、「仕事がいったん終わった」という達成感や解放感につながります。実は、その「スッキリ感」が翌日や休憩後の再スタートを阻んでしまう可能性があるのです。

いついかなるときでも、スタートダッシュをスムーズに決められる、すぐに切り替えて集中できるという方には無縁な話かもしれませんが、この「なかなか仕事のやる気が出ない」「集中モードに切り替えられない」「休憩気分から抜け出すのに時間がかかる」という問題の解決は、行動経済学にヒントがあります。

そのヒントとなるのは、「エンダウド・プログレス効果」です。「エンダウド・プログレス効果」とは、ゴールに向かって少しでも前進したと感じると、モチベーションが高まり、進み続けたくなる心理です。