体に溜まった「老化負債」返済の鍵となる「ホルモン三銃士」

遺伝子のエピゲノム変化を抑制し、ミトコンドリアを元気にする老化負債返済の心強い味方になってくれるホルモン三銃士を紹介します。

【1】「食」とグレリン

グレリンは、食に関わる胃から分泌されるホルモンです。グレリンは、1999年、国立循環器病センターの児島こじま将康まさやす寒川かんがわ賢治けんじによって発見されました。

わたしたちが空腹になった時に、胃がその状態を感じ取ってたくさんグレリンを分泌します。分泌されたグレリンは、胃の周りにある、脳へ直通する神経に働きかけて「早く食べろ」と脳に命令します。また、われわれの成長と成人の体の維持に大切な「成長ホルモン」の分泌を増やせと命令します。つまり、グレリンはお腹が減ると分泌されて、しっかり食べて丈夫な体を作り、そして生きるためのエネルギーをたくさん作り出すことを促します。