「変動金利から変動金利への借換え」は有効か

このメガバンク2行が変動金利を据え置いたことで、冒頭で述べたように、他行もおいそれとは金利の引上げができなくなり、現在、我慢比べのような金利競争が続いている。2行以外で健闘しているのは、りそな銀行0.39%、PayPay銀行0.42%、そして、SBI新生銀行0.43%、auじぶん銀行0.434%といったところだ。

一方、すでに変動金利ローンを組んでいる家計には、金利上昇の影響がジワジワと及んでいる。三菱UFJ銀行やみずほ銀行でも、既存ローンの基準金利は引上げているため、その分の金利負担は始まっている。

今後、日銀は年内にも1~2回程度の追加利上げを目論んでいることから、変動金利はさらに上昇することになるだろう。三菱UFJ銀行とみずほ銀行は、すでに3月に短プラの引上げを予定しているので、4月以降は基準金利を引上げて、適用金利も引き上げる可能性が高い。