中国市場で勝負できなくなっている
近年、世界の自動車業界は一大変革期を迎えている。エンジン車から電動車(HV、PHV、EV、FCV)へ需要はシフトしている。特に、中国ではEV、PHVへのシフトが鮮明だ。政府の支援策(産業補助金、買い替え補助金、工場用地の供与や海外企業からの技術強制移転)の効果は大きい。
昨年、中国自動車工業協会(CAAM)が発表した新エネルギー車販売台数は前年比35.5%の1286万6000台だった。販売台数全体に占める割合は40.9%、昨年から9.3ポイント上昇した。新興国向けの輸出も増加した。価格競争の激化から、日米欧の自動車メーカーの中国事業は苦戦を強いられた。
ここから先は無料会員限定です。
無料会員登録で今すぐ全文が読めます。
プレジデントオンライン無料会員の4つの特典
- 30秒で世の中の話題と動きがチェックできる限定メルマガ配信
- 約5万本の無料会員記事が閲覧可能
- 記事を印刷して資料やアーカイブとして利用可能
- 記事をブックマーク可能
