ボーッとしているときも脳は働いている

マインドフルネスのもう一つの効用は、脳内に「デフォルト・モード・ネットワーク」が働くようになることだ。

これはユニークな神経回路で、前頭前野や扁桃体といった、脳の各部位をつないで束ねる中心的な役割を果たしている。

通常、人の脳は考えごとをしているときに活発に動く。ところがデフォルト・モード・ネットワークは、そうしたときには活動をせず、ある意味ボーッとして何も考えていないときだけ活発化する特質がある。言わば脳がアイドリング状態のときに活発に活動する神経回路なのだ。