Q 幼少期の「先取り」は大事? >>逆効果にも

ノーベル経済学賞を受賞したジェームズ・ヘックマン教授は、幼児期の教育が最も将来への投資効果が高いことを示しました。現在では、経済学者の多くがこの見解で一致しています。

では、どんな幼児教育がいいのでしょうか。

慶應義塾大学の藤澤啓子教授を中心とした私たちの研究グループは、「保育環境評価スケール」という、保育の質を数値化して測る手法を使って、東京都のある自治体で調べたところ、5歳時点で質の高い保育所に通っていた子供たちは、小学校2年生時点の学力が高いことがわかりました。