「カテゴリー・キラー」戦略の効果

このような状況に対して、マクドナルドは低価格戦略で立ち向かいました。これは同様の商品をより安く提供することによって市場のシェアを独占する戦略で、「カテゴリー・キラー」戦略とも呼ばれます。

1995年に、マクドナルドは当時210円で販売していたハンバーガーを130円に、240円で販売していたチーズバーガーを160円に値下げしました。

このような戦略が可能になったのはもちろん、マクドナルドがグローバル企業だったからです。国際的なネットワークを利用してコストを低くしていくことによって、低価格でも十分な利益を確保できるようにしたのです。この価格には多くのハンバーガーチェーンが追従できず、ビジネスモデルの変革(メニューの多様化によるポジショニングの変更など)を余儀なくされたり、撤退したりしました。