七面鳥はカカオ豆200粒と交換できた

カカオの価値を物語る象徴的なエピソードがあります。それは、カカオ豆自体が貨幣として使われていたことです。

マヤ文明やアステカ文明では、カカオ豆そのものがお金でした。カカオ豆は食材だけではなく、物々交換や支払いのための手段でもあったのです。

カカオ豆がお金――。ここでイメージしてみてください。現代に置き換えれば、お財布の中に誰もがカカオ豆を入れていて、レジで「全部でカカオ豆何粒です」と言われ、店員さんにカカオ豆を手渡すようなものです。