緊張というのは、隠そうとすればするほど、相手に伝わる
無理して「緊張」を隠さない
プレゼンやスピーチなど、人前で話をするときには、誰でも緊張するものですが、上手にその場を切り抜けている人には、ある共通した特徴があります。
それは、自分が緊張しているのを隠さない……ということです。
「緊張していると思われたくない」とか、「余裕のある態度で臨みたい」と考えてしまうと、余計に緊張してしまいます。
無理して平静を装っても、緊張していることは、すぐ人にバレます。
緊張を隠そうとして、余裕のありそうな態度を取っても、周囲の人の目には、それが痛々しく映ってしまい、思い通りにはいかないものです。
好印象を与える人たちは、話の冒頭にこんなフレーズを用意しています。
「緊張しているため、お聞き苦しいかと存じますが……」
「慣れない場所で、話がまとまらないかもしれませんが……」
自分が緊張していることを最初に伝えてしまえば、少しだけ気が楽になるだけでなく、周囲の人もリラックスして話を聞く準備を整えてくれます。
緊張というのは、隠そうとすればするほど、相手に伝わります。
無理して隠そうとするのではなく、割り切って「私はすごく緊張しています」と口に出してしまえば、意外と腹が据わってくるものです。