塾業界の競争が激しくなっている

実際に塾の経営者の人に話を聞くと、「最近は、お父さんお母さんではなく、おじいちゃんおばあちゃんがお金を出して塾に行く人が多い」そうです。家庭によっては子供の教育費の出どころが「親だけではなく、祖父母も」という家庭も少なくありませんから、少子化だから塾が苦境になりがち、という論は間違っているのではないかと考えます。

それでも、現実的には学習塾を運営する会社の倒産は増えています。東京商工リサーチによれば、2024年の大学受験予備校を含む「学習塾」の倒産件数は53件(速報値)と、2000年以降で過去最多を更新したとのことです(*5)

*5 東京商工リサーチ「2024年の『学習塾』倒産 件数、負債が過去最多 少子化と競争が激化、淘汰の時代に」2025年1月6日