「学習時間の記録」で達成感と自信を得られる

英語力を伸ばしていく上で、学習の継続は欠かせません。学習を続けるためには、モチベーションを保つ仕組みを作ることが大切です。

誰でもできる簡単なものから学習の強制力が高いものまで、学習を続ける工夫の仕方をご紹介します。

まずは、学習時間を記録することです。学習記録ができるアプリやスプレッドシートなどを使って、学習に費やした時間を記録しましょう。目に見える形で自分の努力を確認できると、達成感が得られ、自信につながります。週14時間達成や連続学習30日達成など小さな成功体験を積み重ねることで、進んで学習に取り組む姿勢を維持することができます。

二つ目は、SNSで発信することです。

具体的には、今日は何をどのくらいの時間学習したのかシェアしたり、覚えた単語やフレーズを投稿したりすることです。学習の過程や成果をSNSで共有することで、他者からの応援を受けたり、同じ目標を持つ人々とつながることができます。他の人からのフィードバックや頑張りが刺激となり、学習を続けるモチベーションが向上する効果もあります。

学習仲間を作ることも効果的

三つ目は、学習仲間を作ることです。

1人で学習を続けるのは難しいですが、仲間と一緒なら続けやすくなります。オンラインコミュニティや勉強会で学習仲間を見つけるのが良い方法です。英語学習者が集まるSNSグループなどに加わり、情報交換や勉強会に参加することで、目標意識を高められます。また、互いに励まし合いながら学習することで、継続しやすい環境をつくることができます。

最後は、コーチングを受けることです。

自力での学習では限界がある場合、プロのサポートを受けるのも効果的です。専属のコーチが学習を伴走してくれるので、強制力がつき、学習の習慣づくりがしやすくなります。また、学習計画の作成や学習の軌道修正をしてもらえるため、忙しい日々でも無理なく取り組むことができます。英語学習の専門家から的確なアドバイスを受けることで、効率的にスキルアップが図れます。

「正しい方法」と「工夫」で英語力を伸ばす

学習の進め方から工夫するポイントまでご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

はじ『世界の非ネイティブエリートはたった100語で話している』(SBクリエイティブ)
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忙しい社会人でも、正しい方法と工夫で英語力を劇的に伸ばすことができます。現実的な目標を立て、隙間時間を最大限に活用し、継続するための工夫を凝らすことで、限られた時間の中でも効果的な学習を実現することができます。

英語学習に近道はありませんが、小さな努力の積み重ねが大きな成果を生むのは間違いありません。

今日からできることを少しずつ始めてみましょう。

ぜひあなたの英語学習に取り入れてみてください。

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