名言その2

【友と敵がいなければならない。友は忠言を、敵は警告を与えてくれる】

ソクラテス(古代ギリシャの哲学者/紀元前470頃~紀元前399年)
ソクラテスの肖像
ソクラテスの肖像(写真=Eric Gaba (User:Sting)/Musée du Louvre:Inventory/Ma/Wikimedia Commons

たとえば職場の顔ぶれを思い浮かべてみると、大ざっぱに「友」と「敵」に分けることができるのではないでしょうか。いや、露骨に対立している必要はありません。表面上は仲良くしていても、言葉の端々にトゲを感じたり態度や表情でこちらを不安にさせたりする人はいます。

人間は至らないところだらけ。あなたのことを本当に考えてくれている「友」は、時に「ここは直したほうがいい」という“忠言”を与えてくれます。いっぽうで、微妙な関係にある「敵」は、親切にアドバイスしてくれたりはしません。しかし、ちょっとしたイヤミや不機嫌な態度を通して、「あなたは間違っている」という“警告”を与えてくれます。

何に対する警告なのか、よくわからない場合もあるでしょう。ただ、苦手意識を持っている「敵」からの不愉快な言動や態度は、自分に大切なことを教えてくれていると考えると、ショックが和らぎます。「今日も不愉快でいてくれるからこそ勉強になります」と感謝の気持ちを抱いてもかまいません。