地域資源を掘り起こし、「考え方」を打ち出して商品開発

その数カ月後に、地元旧3町村(西土佐村、十和村、大正町)が出資する地域おこし会社・第三セクターとして四万十ドラマが設立された。畦地さんはこの職員募集に応募し、40人のなかから選ばれた。

1994年の1年目は地元の情報収集からスタートした。どんな農家が何の作物を作っているのか、どの事業者が何を販売しているのかを把握するためだ。

2年目は「四万十川に負荷をかけないものづくり」を提唱する会社の“考え方”を示すため、「水」をテーマに、糸井重里ら有識者18人に執筆してもらったエッセイをまとめた「水の本」を販売。7000部を売った。