善行を積んだかどうかは関係ないという「予定説」
このマルティン・ルターのロケンロールなシャウトを受けつぎ、これを洗練させるようにしてプロテスタンティズムに強固な思想体系を与えたのがジャン・カルヴァンでした。この思想体系が、やがて資本主義・民主主義の礎となり、世界史的な影響力を発揮していくことになります。
では、そのポイントは何か。カルヴァンの思想体系を理解するための、最大の鍵が「予定説」です。予定説とは、次のような考え方です。
ある人が神の救済にあずかれるかどうかは、あらかじめ決定されており、この世で善行を積んだかどうかといったことは、まったく関係がない。
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