“敷かれたレール”を歩んできたリーダー

国民民主や立憲が議席を伸ばした中で、「野党の中で一人負け」(吉村)によって悲願である全国政党への道はさらに遠のきつつあるように見える。

詳しくは後述するが、与党だった大阪府内にあっても何があっても維新を支持したくないという岩盤“不支持層”を“熱烈な支持層”以上に多く抱える維新にあって、一方からみれば喝采を送りたいほど望ましい、もう片方からみれば苦々しい状況が生まれている。

筆者は、2020年から大阪のニュース番組でコメンテーターを務めることになったが、出演を重ねるにつれて「あいつは維新に寄りすぎている。何にもわかっていない」や「あいつは反維新。何にもわかっていない」という意見がそれなりの数寄せられる。