ビジネスマンに必要なユーモアとは何だろう。商談中に爆笑をしてもらう必要はないが、相手との距離を縮めたり、よい空気をつくりたい。心をくすぐる程よいスパイス加減とは。各界の先達たちの言葉からそのあり様を探った。
ジョン・レノン
(Getty Images=写真)

文化人、芸能人にとってのユーモアはビジネスマン、政治家とは違う意味でとらえたほうがいいだろう。

彼らは自分の存在感を言葉や行動で示す必要がある。優等生的な発言だけでは世の中の注目を集めることができない。アイロニーを含んだ冗談や、ブラックな笑いでも、芸術家の言葉ならば、大衆は許容する。刺激的なユーモアもまた芸術家の行為のひとつと認識しているから、人は「面白い」と受け止める。

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