第2のキャンプ生活へ

愛犬オークリーの問題もある。2歳のフォックスレッド・ラブラドルレトリバーだが、キャンプ場では自由に駆け回らせてやれない。家族の家に連れて行くか、ドッグパークに行くまで我慢しなくては駄目だ。

私たちは散歩が大好きなので、オークリーをよく散歩に連れて行く。前の家は土地が広かったから、オークリーは好きなだけ走り回れたが、今はもうできない。

最後に運動不足。以前はホームジムがあったが、今は節約のためジムの会員にもなっていない。最近の唯一の運動はウオーキング。ウエートリフティングがとても恋しい。

娘たちは今の生活を気に入っている。いつか自分のスペースをもう一度持ちたいと思っているようだが、今はたくさんの友達と一日中、走ったり遊んだりしている。家事が減ったことも歓迎している。

たき火を頻繁にしたり、ゴルフカートに乗ってキャンプ場を回ったり、湖やプールへ行くことも楽しんでいる。

私たちは次の家を探しているが、プールもない小さな平屋になりそうだ。きっとこのキャンピングカー生活が恋しくなるだろう。

だから夫と私はこの暮らしを絶対にもう一度やると決めた。次はいくらか違う形になる。引退したら2人きりでアメリカ中をキャンピングカーで回り、キャンプと旅の全てを味わい尽くすのだ。

当記事は「ニューズウィーク日本版」(CCCメディアハウス)からの転載記事です。元記事はこちら
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