「政治のチェック機能」が大きく揺らいでいる
トップメディアが次々に中立を表明する背景には、トランプ氏とニュースメディアの長年の確執がある。ほぼすべての大手新聞やテレビを「フェイクニュースメディア」と攻撃してきただけでなく、大統領在任中はCNNの記者を、ホワイトハウスを出入り禁止にしたり、3大ネットワークのCBSテレビに対しては、今回当選したら放送免許を取り上げるなどと警告しているほどだ。
また、第2次トランプ政権の青写真とされている「プロジェクト2025」では、公共放送への予算カットや法的地位の剥奪などが明記されている。メディアの批判を受けずに好きなように事を運びたいという意図が見え見えだ。
これまで主流派ニュースメディアは、トランプ氏の出現で始まったPost-Truth(※)の社会ではトランプ支持者からボイコットされても、中道やリベラルからの信頼は保っていた。しかし今回の措置で、トップ報道機関としての存在が大きく揺らごうとしている。
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