キャッシュレス決済が合う人、合わない人

武田家のように、ポイント目当てでカードや支払アプリを複数使い分けた結果、お金の使い道が不透明になるケースは少なくありません。

これだけ「お金の出口」が多いと、一つひとつ明細確認するのに時間と手間がかかり、やがてチェックすることが面倒になったりして諦めてしまう。すると支出の把握ができないので、ストッパーが外れ支出がどんどん膨らむ。その結果、武田家のような「ギリギリ家計」、場合によっては、赤字家計に転じてしまうのです。

横山光昭『キャッシュレス貧乏にならないお金の整理術』(クロスメディア・パブリッシング)
横山光昭『キャッシュレス貧乏にならないお金の整理術』(クロスメディア・パブリッシング)

また、支払いアプリは分散すると、残高もポイントも中途半端になり、使い道が限定されます。仮に、支払アプリのポイント残高が30円しかないと、110円の買い物をするために100円をチャージして使い、20円が残り、また100円をチャージして……、と、残高を使い切るために余計な消費を重ねてしまいかねません。これぞ、ムダの極みです。