日本への期待は薄れ、日本人はどんどん自信を失っていった

その理由を語るために、ここで少し私の来歴を説明させてください。

私が大学を卒業し、日本テレビに入社したのは平成が始まった1989年です。当時はバブル経済ですから、現在の若い世代が想像できないほど日本は元気でした。海外の空港やNYのタイムズスクエアでは日本企業の大きな広告がずらっと並んで目立ちましたから、日本が世界中から期待されていると実感できた時代です。

2000年にソニーへ転職し、2003年にLINEの前身となったハンゲームジャパンへ移籍した頃から、空港の広告は韓国企業や中国企業が増えていきます。反対に日本企業の広告が減っていく様子は、日本への期待が小さくなったみたいで、日本人はどんどん自信を失っていくように思えました。