グローバル人材に求められる中身が大きく変わってきている。

住友商事元会長 
加藤 進氏

総合商社のビジネスは、日本の輸出・輸入の先兵として海外の顧客と日本企業の橋渡しをする役割から、例えば新興国での発電所の建設と電力の販売まで含めたインフラ事業など、複雑なビジネスにシフトしてきている。プロジェクトの規模が大きくなり、スキームの範囲が広がっているのだ。

世界では地球規模での産業構造の変化に加えて、経済成長が先進国から新興国にシフトする、いわば地軸の変化が起きている。そこで求められるグローバル人材とは、総合力を有し、国境を越える人材である。