5位 茂木敏充 164票

「なってほしい人」ランキングで10位とブービーに沈んだ幹事長は、「なってほしくない人」ランキングでは持ち前の不人気ぶりを発揮し5位に。要因は多岐にわたるが、もっとも多かったのは人間性を指摘する声。その意見を一部紹介すると、

「テレビで見た記者団との会見で、非常に感じが悪うございました。人に対してアレでは、全くだめですね」(大阪府・55歳女性)

「国会中継を観ていて、局長に対しひどい扱いで性格が意地悪そうだから!」(東京都・50歳女性)

と散々な言われよう。直近はメガネを着用するなどイメチェンに余念がないが、今のところイメージアップ戦略は成果を挙げていない。また、「悪しき自民党を彷彿させる言動には辟易する」(東京都・61歳男性)など、旧態依然とした体制と結びつく悪印象をこぼすコメントも目立った。

幹事長としての仕事ぶりにも批判の声

現在は幹事長を務めるが、その役職での仕事ぶりにも批判が集まっている。

「自民党の要職に在りながら政治資金、その用途等に関してきちんとした説明をしていない。こういう人物が自民党にいるから党の腐敗が進む」(埼玉県・82歳男性)

「これまでも度々『総裁・総理』に秋波を送る言動が見られたが、仮にも党の要職を務める身ならば、自分の出世の前に『党の裏金問題の徹底解明』ひいては『旧態依然の政治改革』を率先して為す姿勢を見せるべきではないか。それが、党が問題を起こした渦中に『党の運営側』に居ながら不正を防げなかった反省の弁ひとつない」(神奈川県・64歳男性)

「なってほしい人」の得票数と見比べると、「なってほしくない」の票が「なってほしい」より136票も多い結果に。得票全体のうちの不支持率は85.4%と上川外相の14.5%とは真逆。清々しいほど嫌われている。「意外と敏充」をキャッチコピーに総裁選を戦う茂木氏だが、要職を務めながら「意外と」人気がない現実が明らかになった。