開業に向けて「そば教室」に通い始めた

「息子も就職したし、年金ももらえるから老後はなんとかなるだろう。蓄えだってそれなりの金額にはなっているだろうから、きっとお金には困らないだろう。これまで家族のためにと必死に働いてきたんだ、退職金を、夢を叶えるための軍資金にしたって誰も文句はいわないだろう」

そう考えた坂口さんは、定年までの日々を起業準備のために費やすことにしたそうです。

起業といってもいろいろありますが、坂口さんが目指したものは「そば屋開業」でした。いくらそば好きとはいえ突拍子のないことのようにも思えますが、坂口さんは本気でした。