うなぎを目当てに団体ツアー客が連日押し寄せた

西鉄柳川駅から南西に約3キロメートル離れたエリアに立地する御花は、総面積7000坪の敷地に、日本庭園の「松濤園」、西洋館、立花家史料館、ホテル、レストランなどを持つ。松濤園を含む敷地全体が「立花氏庭園」として国指定名勝になっている。

松濤園
筆者撮影
松濤園

ここは元々、柳川藩主5代目・立花貞俶が1738年に築いた別邸で、立花社長が子どもの頃はまだこの場所で暮らしていたそうだ。

「第二次大戦後、立花家にはこの大きなお屋敷しか残っておらず、生きていく術を見つけようと1950年、祖父母が始めたのが料亭旅館でした。私が生まれた時はまだホテルも建っていなくて、この古いお屋敷の一番端っこに住んでいました」