「女性割引」以外にも女性の集客を図る方法はある

映画館は“レディースデー”を廃止し、男女問わず割引が適用される日に変更したが、今後、キャンペーンを行う際は、全ての顧客を対象にしたほうが良いだろう。

「ハッピーアワー」のように、客の少ない早い時間帯を対象にしたり、客の少ない曜日に割引サービスを行うなど、日にちや時間で分けるという方法もある。

女性の集客を図りたいのであれば、女性が好みそうな食事やデザートを割引にするというやり方もある。

ちなみに、今回の牛角のキャンペーンのきっかけとなった「TOKYO GIRLS COLLECTION」は女性向けのイベントで、以前は男性の入場に制限があったが、コロナ以降はそれもなくなっている。

対象は大きく限定されるが、「TOKYO GIRLS COLLECTION」の来訪者を対象に割引やクーポン配布を行えば、必然的に対象は女性が大半となる。

現在では、SNSの投稿から多くの人の本音を知ることができる。批判的な意見をうのみにする必要はないが、人々の声を聞いて、時代の潮流を読むことも重要なことだ。

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