「永野クンは、ホントに沖縄が好きそうだね」

これは後でわかったことですが、ヤギ汁というのは、地元の人間として認めるかどうかを判別する「踏み絵」のような意味合いがあるようで、沖縄に家やクルマを持っていることよりも、ヤギ汁を「美味いです!」と猛スピードで食べまくったことが、仲間に入れてもらえるきっかけになったようです。

僕がヤギ汁をおかわりする様子を見て、嬉しそうに笑っていた年配の地主さんから、「すごいね、キミ。ホントは沖縄の人なんじゃないの?」と言われて、「これだけヤギ汁が好きで、沖縄が好きということは、先祖はたぶん沖縄だと思います」と答えると、地元の地主さんたちが喜んでくれて、すっかり打ち解けることができました。

この宴会の途中で、ある地主さんから、こんな話を持ちかけられました。