宇宙を移動する天体の軌道は円軌道の組み合わせ

しかし、その後附属学校が閉鎖されたため、新たな職を求めます。当時、ケプラーはガリレオのほか、デンマークの貴族で天文学者のティコ・ブラーエとも文通を通して交流をしていました。そこで、ティコ・ブラーエを訪ねるため、プラハに向かいます。

当時29歳だったケプラーは、当時53歳のティコ・ブラーエの助手となり、火星の研究を手伝いました。ティコ・ブラーエはすでに、火星を16年にわたり精密に観測しており、大量の観測データが残されていました。