現代人1日分の情報量は平安人の一生分

インターネットが身近なものになり、私たちが日常的に得られる情報量は膨大になりました。地球の裏側に住む人のSNSには数秒でアクセスできますし、自宅にいながら世界中の論文を読んだり、国会図書館にアクセスして、何百年も前に書かれた文献に触れたりすることもできます。

「知りたい」と思ったらすぐに情報を得ることができる、とても便利な時代が到来しました。現代社会に生きる私たちが1日に得る情報量は、江戸時代の人が1年で得る情報量に匹敵するとも言われています。それどころか、平安時代の人の一生分とも言われているのです。

それだけの情報量に瞬時にアクセスできるようになった弊害が、思考力の低下です。膨大な情報を私たちは、クラウドなどの外部記憶に頼っています。調べればわかることを、あえて記憶しておく必要がなくなったのです。