5年前と今回の違い

12時間滞在では時間を持て余すんじゃないだろうか、と思っていたけど、「プライオリティパス」によって時間ごとにやることが決まるので、次から次へと目の前に楽しいアトラクションやミッキーたちのショー、美しい景色や子どもたちのきらめく笑顔、時には息子のぐずりが繰り広げられ、あっという間に日が暮れていました。

「ディズニーランドは街灯がない、真っ暗である」

というのは、やっぱりそうでした。しかしなぜか気にならないのです。

たぶんもう、“楽しいマインド”がギンギンになっている上に「次にやること、21時までにやること」がハッキリしているので、目からビームが出てるような、「暗くても見えている」みたいになっていたんだと思います。

5年前の娘と同じ年齢の息子を連れているのに、まったく気になりませんでした。

あの日は、次に何に乗れるかもわからない、とりあえずディズニーの景色を眺めながら歩くだけでも楽しいはず、という状態でいたので、暗くて何も見えないのがすごく気になったんだと思います。

最後は、リニューアルのために今年7月で幕を閉じる「スペースマウンテン」に乗りました。一定のリズムの轟音、暗闇を駆け抜ける星の残像、有無を言わさず猛スピードで進むトロッコにしがみついて振り落とされるのを抵抗する感じ。ほぼ分娩でした。分娩の時と同じ必死さ。分娩マウンテンでした。

新しいスペースマウンテンに乗ることはないと確定していますが、ディズニーランドは本当に楽しかった!

目玉が飛び出る金額がかかるのですぐには行けないけど、また行きたいです。

【関連記事】
なぜディズニーはミッキーの著作権を延長しなかったのか…知的財産に厳しい態度を取るのをやめたワケ
実はディズニー作品よりも需要がある…「呪術廻戦」「進撃の巨人」が証明した日本アニメの世界的人気
子どもがスマホばかり見ていて本を読まない…そう嘆く親に灘中高の国語科教師が返す痛烈質問
「すぐキレる子」の親には共通点がある…心理カウンセラーが教える「子どものわがまま」の本当の理由
中2で「初めてのセックスはどんな状況か」を考えさせる…日本と全然違うカナダの性教育