出社したら外資系になっていた
「ある日いつも通りに出社したら、会社が外資系になっていたんです」
これは決してジョークでも、英会話教室のCMでもない。首都圏にあるコンサルティング会社に勤めていた岡村行夫氏(34歳/仮名)が、5年前に実際に体験した出来事だ。

「上司から『本日、緊急朝礼を行う』と通達されて、全社員がホールに集められたんです。壇上に取締役が集合していて、社長がこんなスピーチを始めた。『わが社は本日をもって、アメリカに本拠を構えるA社と合併しました』。すると一体どこに隠れていたのか、見知らぬ外国人男性たちがズラリと登場して、『彼らが新しい経営陣です。それに伴い、社内の公用語は英語となります』と言われたんです。それはもう驚きましたよ」その日を境に部署のトップは外国人に代わり、報告書もメールの連絡も、すべて英語でのやり取りを求められるようになった。ビジネス英語が得意ではなかった岡村氏にとって、まさに青天の霹靂だったという。
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