平日の面接にどう対処するか

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部下が新しい仕事を探していることを別の人間から聞くのが好きな上司はいない。だから、話せるときがきたら、すぐに上司に話すべきだ。

リスクは確かにある。部下が会社を辞めたがっていることを知ったら、上司はその部下が面接に行きにくい状況をつくったり、冷淡になったりするかもしれない。

だが、上司と率直に話し合うことにはいくつか利点があると、クラマンもフェルナンデス=アラオスも言う。上司は部下が社の内外で機会を見つける手助けをしてくれるかもしれないので、上司に話すことで、職探しが容易になることがある。「優れた上司はあなたが新しい適切な仕事を探す後押しをしてくれ、やがて魅力的な機会に引き合わせてくれるかもしれない」と、フェルナンデス=アラオスは言う。上司に話すことで信用を得ることもできる。上司はその部下の誠実さを認め、彼の退職に備えて準備する時間をくれたことに感謝するだろう。

上司が批判的な反応をするのが明白で、とうてい応援してくれそうにない場合は、次の仕事のオファーをもらうまで何も言わないのが賢明だろう。

ほとんどの会社が通常の営業時間内に面接を行おうとする。が、偽の会議をでっち上げたり仮病を使ったりして職場を抜け出して面接を受けてはならない。今の会社にウソをつかずに面接を受けられるよう、面接時間を調整しよう。上司に行動を逐一監視されているような場合は、休暇をとったりプライベートな時間を使ったりしよう。上司が疑いを持ったら、外せない私用があると言えばよい。