「叡智がすごいです」→「Hがすごいです」
わざとユーザーの生産性を下げたり、羞恥心を与えようとしたりするような、AIの意図的な操作を感じます。「叡智がすごいです」と打とうとしたら、また勝手に直前で変換がすり替わって、朝から「Hがすごいです」と送信しかけました。「小栗旬」と打とうとしたら「おぐり歯科医院」になったという誤変換もありました。「◯◯しがち」と打ったら勝手に「◯◯滋賀中央信用金庫」と入力されていたことも。文字入力システムが空回りしています。「◯◯さんの美しさが……」と入力したのになぜか「◯◯さんの美しさと哀しみと……」になっていて、ホメたつもりが貶めるメッセージになっていたこともありました。下手な誤変換で人間関係にヒビが入りかねないので要注意です。
でも、後日、実際その◯◯さんは幸せそうに見えて、実は闇も深いキャラだと伺いました。ときどき変換が予知しているのが不思議です。
「変換」は便利なテクノロジーですが、心にスキがあると、誤変換の言葉に人生をコントロールされかねない、危険な一面もあります。とくにAIが進化している今、誤変換で人類の思考に影響を与える流れが加速していきそうです。そう考えると安全なのは手書きの手紙……。でも気付いた時には、スマホ変換に慣れて漢字が全然書けない体になっているのです。これもAIによる支配の第一歩でしょうか……。