テキスト以外にリストや表形式を要求することも可能

前述の通り、ChatGPTには、どんなアウトプットが欲しいのかを具体的に伝えましょう。結果の形式を指定しておくと、業務のプロセスを短縮できます。ChatGPTの回答結果を他のフォーマットに変換しようとすると、とても手間がかかります。

テキストの回答を求めているのなら、テキストで要求すればいいでしょう。しかし、テキストで出てきた結果を、リストや表のように他のフォーマットに変える作業が必要なら、最初からその形式で要求してみてください。そうすれば、リストや表で得た結果をスプレッドシートのような形式で活用できます。

次の表は、年度別の酒類販売実績データと2021年度の内訳を表で作成するように要求した結果です。

プロンプトには「◯◯形式で書いてください」を入れる

反対に、テキストで結果が欲しいのに、表やリストで出てくるのも困ったものです。そのため、プロンプトに正確な出力形式を書くようにしましょう。

形式を指定する方法は単純です。求めている内容に加えて、「[フォーマットタイプ]で作ってください」「Make it in[フォーマットタイプ]」と書くとChatGPTがよく理解してくれます。