10個あれば実現する確率も跳ね上がる

起業する。副業をする。会社の中で部長や役員に昇進する。資格を取得して転職する。資本金をコツコツためて、フランチャイズ店を経営する。ローンで不動産を購入して、家賃収入を得る。株やFXへの投資を少額からスタートする。インターネットビジネスを始める。個人輸入ビジネスをする。本を書いて印税収入を得る。お金持ちと結婚して玉の輿にのる。宝くじを当てて、当選金を運用する……。

「年収1000万円になる方法」を10個思いつく人と、1つしか思いつかない人では、将来的に「年収1000万円になる」確率が高いのはどちらでしょう?

A男やB子のように、「一流企業に就職すること」しか思いつかなければ、そこに就職できなかった時点で、「年収1000万円になる人生」をあきらめざるを得ません。

しかし、「起業して、それが成功すると年収1000万円以上稼ぐことができる」ということを知った上で「将来の起業」という可能性を考慮するのなら、就職活動も変わってくるのではないでしょうか? 「給料が高い会社」ではなく、「将来の起業に役立つ経験ができる会社」も選択肢に入ってくるし、「小さいからこそいろいろな経験が積める中小企業」という選択肢も出てくるでしょう。

書店で自分に合った「運命の1冊」を選べばいい

人間というのは、思いつかないことを実行することはできません。可能性すら思いつかないのに、それに向けて努力することは不可能なのです。

ですから、「年収1000万円」になりたければ、「年収1000万円」になる方法をいくつも知っていなくてはいけない。選択肢は多いほうが、実現確率は間違いなく高まる。

自分の人生の可能性に広がりが出るのです。

そして、「年収1000万円」になる方法が書かれた本は、書店に行けば何百冊も並んでいます。本気で「年収1000万円」になりたいのなら、そうしたさまざまな本の中から自分に合った「運命の1冊」を選択して、コツコツと勉強し、努力していけばいいのです。選択肢がなければ何をしていいかわからず、努力することすらできないのです。

本をたくさん読めば、将来の選択肢を広げることができます。自分では2つしか思いつかない選択肢も、本を読めば4つに増やすことができます。可能性の少ない未来、無限の可能性が広がる未来。あなたは、どちらを生きたいですか?