初対面のシーンで使われる「must」はどんな意味か
海外ドラマなどでは「初対面の場面」などでもmustをよく耳にします。
Hi.You must be Mr.Ueda.
思考が上田へとまっしぐらで、それ以外に進むこができない「1本の道」というイメージで考えてみてください。「あなたは上田ではなくてはならない」と命令しているのではなく「やあ。あなたは上田さんですね。」と強く推測する英文です。
mustには「義務」と「推測」の別々の意味がある! と個別に覚えるのではなく、結局は「1本の道」というイメージとして一括りにしてしまうことで、より楽に一刀両断できるでしょう。
「◯◯すべき」と言いたいときは「have to」でいい
結論から単刀直入に言いましょう。
日常会話としてよく使われているのは、have toです。
have toという表現を見て、別に意味はわからなくとも、真っ先に目に入ってくるのは「have」という英単語でしょう。どう見てもhaveの存在感は異常で、もはやhaveしか目に入らないと思います。
そんなhaveの意味は、「持つ」ですよね? もっと厳密には、「所有する」ですよね。その感覚でいいのです。
have to=「○○すべき」といちいち暗記する必要はありません。「have=持つ」という認識をしていれば問題ありません。「○○すべき」と考える必要なしに、「『to ○○』を持っている」と考えれば良いのです!
「to不定詞」といった用語で考える必要もなく、要は「to ○○」という義務を「持っている(have)」ということです。だからこそ、have toの意味が「○○すべき」となるのです。
もう少し直訳的な和訳をするならば、「○○する義務がある」とするのがより正確かもしれません。