不確実性の時代。個人の生涯も、日本という国も、世界全体も、先が見通せない時代になっている。

こんな時代には、不安が強まる。昨今の「脳ブーム」もその一つの表れであろう。脳を理解することの難しさ、脳の複雑さに日々直面している身としては、「何々は脳にいい!」という断言を求められる脳ブームはどちらかと言えば苦手である。

それでも、人々が自分の脳を不確実な時代における大切な「資源」として見直そうとしていることには、意味があると感じている。不確実性に向き合うためには、自分たちの「脳」をもう一度振り返る必要があるからである。