黒岩知事と11年間不倫していた女性の告白
選挙期間中にメディアが候補者のスキャンダルを報じることは許されるのか?
結論からいえば、一定の条件さえクリアできていれば、報道することに問題はない。
4月9日(日曜日)に神奈川県知事選の投開票が行われ、4選を果たした黒岩祐治氏(68)だが、選挙の終盤、 週刊文春(4月6日発売の4月13日号)が、黒岩氏が11年間不倫していた女性が彼との男女関係を赤裸々に告白した、と報じたのである。
その内容を見てみよう。
黒岩氏と11年間「不倫関係」だったと告白したのは都内在住で黒岩氏とは一回り近く下のA子さん。出会いは黒岩氏がキャスターとして活躍していた2000年7月だという。
彼女は都内の企業で働くキャリアウーマンだった。
共通の友人が主催する会合に出席すると、黒岩氏から話しかけてきた。2次会でバーに行った後、帰りの方向が一緒だったため、「送っていくよ」と赤いアルファロメオで送ってもらう途中、いい雰囲気になりキスをしたという。そのとき黒岩氏は、
「僕はバレなければ不倫してもいいと思う」
といったそうだ。
翌日、再会を楽しみにしているというメールが来た。
2カ月後、西麻布の焼肉屋でディナーを共にした。その時は店の個室でキスをしたりしたが、そのまま別れたそうだ。
一度関係を持つと、お決まりのコースになり…
肉体関係を持ったのはこの年の秋ごろ。黒岩氏から、
「メールで『今度はホテルで会いましょう』と。ただ『僕は絶対ラブホテルはダメ! ちゃんとしたシティホテルを予約してね』とも書いてあった。それで新宿駅近くのシティホテルを押さえました」(A子さん)
一度関係を持つと、それがお決まりのコースになった。逢瀬は週2回の時もあれば、月1回の時もあったという。
黒岩氏はどんなホテルに泊まっても2万円しか出さず、足が出た分は彼女が払っていたそうだ。
だが、こうした逢瀬は、2004年ごろから中断する。彼女が結婚したのだ。
「でも上手くいかなかった。私がマンションで一人暮らしを始めると、そちらに来るようになりました」(同)
彼女の家を「クラブ」と呼び、「今日は食事いる。ビールもよろしく」と連絡がきた。
そんな関係が綻び始めるのは、2008年に番組がリニューアルされることになり、黒岩氏はコメンテーターの一人に降格されてしまったあたりからだという。
「いつでも辞めてやる」などと不満を漏らすようになり、2009年にフジテレビを退社して国際医療福祉大大学院の教授に就任する。そして2011年3月4日には、神奈川県知事選挙に出馬することを決め、彼女にいきなり、一方的にこう告げたそうだ。