マイナンバーカードはなぜ何万ポイントもくれるのか
マイナポイント1人2万円相当の大盤振る舞い
第2弾のマイナポイントに間に合わせるためのマイナンバーカード発行申し込みは終了間近(申請期限:2023年2月末)です。すでにカードを持っている人であれば、マイナポイントの手続きをしておきたいものです。
マイナンバーカードは、国民が自分の意思で取得するものですが、取得促進のために国がポイントを発行する取り組みをしています。それがマイナポイント事業です。マイナンバーカードを取得することで一人最大2万円分のマイナポイント(新規取得で最大5000円分+健康保険証としての利用申込み7500円分+公金受取口座の登録7500円分)がもらえます。
このマイナンバーカード、2×2の軸で考えてみるとどうでしょうか。
あなたの選択肢は「マイナンバーカードを作るか、作らないか」の二択です。できるだけ役所の業務効率化は行うべきであり、それは当然データ活用、デジタル化を意味します。マイナンバーのような管理システム抜きに効率化はありえません。
私たちは、「自分にとってマイナンバーカードを発行する意義があるかどうか」で考えるべきです。「作らない」を選択した人は「ポイント付与」のチャンスも得られず「生活が便利になる」チャンスもありません。
これに対して「作る」を選択し、マイナンバーカードを取得して手続きをした人は「ポイントがもらえて」かつ「生活が地味に便利になる」ことになります。
コンビニで住民票や戸籍を取得できる(深夜でもOK!)というのはマイナンバーカードの普及のわかりやすいメリットといえるでしょう。転退職などの国民年金の手続きや雇用保険の手続きなど、徐々にマイナンバーカードがあれば自宅からできる手続きが増えています。「市役所で行列に並ばされるのは苦痛……」ということが少しずつ減っているわけです。